木燃人の道行

ここは主に写真で綴る趣味の社です。どなたでも気軽なご来場をお待ちしております。
--
--/-- --:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2016
03/10 08:00

1446 木工作品(2808)小飾台

* 木目の美しい30mm厚の「欅板」を使った”飾台” *****

 本来ならば立派な家具に使われる”欅材”であるが、おそらくは十分乾燥しないうちに製材してしまったようで、下の写真のように”ひん曲がって”しまったから、これではプロは使わないので、義弟を経由して”タダ”で私の手に渡ることとなったもの。 曲がりの少ない板は前に紹介したように、植木鉢などを並べる花台を作ったが、その板も残り少なくなってくると、その曲がりも半端ではない。

F02139ta.jpg

 曲がりが少ない板は、鉋掛けすれば曲がりを取れるが、この板は曲がりが大きく、穴が開く程削っても平らにはならない。 また、私は電動鉋を使うが、木が固いので少し削っただけで刃先は摩耗し、刃の回転が高速であるがために、カン高い音ばかりがして削れない(刃が滑る)し、削った面がきれいにならないようになる。 

 ・・・であるから曲がりのひどい部分は捨てようとするが、”燃えるゴミ”にするのも簡単ではないのだ。 ゴミとして出すには短く切らねばならないが、この木は固いから手鋸では到底”歯が立たない”。 止む無く電動鋸(丸鋸)を使わざるを得ないが、曲がっているが故に極めて危険な作業をしなければならない、大怪我を防ぐためには治具を作らねばならないのだ。

F02141ta.jpg

 木も曲がりは一方向だけではないので、丸鋸で切ってゆくと、少し進むと丸鋸自体が角度を変えるから、切断面でねじれが起きて、歯と木の間で摩擦が大きくなりその熱で焼けてくる。 焼けるだけならまだいいが、すぐに摩擦が大きくなり、回転力を上回るようになると、歯の回転が止まる(ロック)ようになる。

 刃がロックされると、しっかり持ってないと、反発力で丸鋸自体がキックバックすることになる。 このために、スイッチが切れるとブレーキが掛かって、回転を止めるようになってるが、瞬間のことなので、下手をすると大怪我の可能性もある。 そのために、木の曲がりに影響されずに、丸鋸がスライド出来る治具を作ったのである。

 それで切ったのが、下の写真である。 その切断面が焼けて黒くなってる部分が見えると思うが、 これが木と鋸刃の回転摩擦で生じた熱による”焼け”である。 このあと、これらの切り刻んだ板は、下面にする方の出張っている部分を鉋(手)掛けして、四隅が均等に接地するようにし、 台全体がぐらつかないように安定させる。

F02144ta.jpg

 更には、上面を平にし、荒いペーパーなどで面を仕上げる。 このあと、八か所のコーナーにトリマーで”飾”を入れる。 その後、細かいペーパーで全面を仕上げ、クリアー塗料(ウレタン)を二回塗って完了である。 

F02505ta.jpg

F02508ta.jpg

 下は、「ハイドロカルチャー」をTVの上に飾ったものであるが、 今回作ったものの内小さいものは、 バランスよく並べるためにその高さ調整のために使った。 また、大きいものは、花瓶の下敷きなどに使えるので、どうやら、もっぱらプレゼント用になりそうな状況である。

F02515ta.jpg


「ハイドロカルチャー」の「テーブルヤシ」を乗せてみた。

F02517ta.jpg


                                                  以上

スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ご来場ありがとうございます。
検索フォーム
ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。