木燃人の道行

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2012
06/06 08:00

779 蓮花寺 崇道神社(京都)

新緑の京都古寺めぐり(7)


暑く無く寒くない、過ごし易い今日は、2012.05.23(水)、京都市左京区の古寺社を尋ねているが、これまでに、5つの寺と2つの神社を参拝してきた。そして8つ目は・・・・・


「蓮花寺」 (れんげじ)
       天台宗  帰命山 
       京都市左京区上高野八幡町
       拝観料¥400  駐車場なし(路上駐車2台は可)

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もとは七条塩小路(現在の京都駅付近)にあった西来院という時宗寺院であり、応仁の乱に際して焼失したものを江戸時代初期の寛文2年(1662年)に、加賀前田藩の家臣、今枝近義が再建したものである。
上高野は、かつて近義の祖父、重直の庵があった土地であった。重直は、美濃国出身の武士で、豊臣秀次に仕えた後、加賀前田家に招かれた。晩年に至って得度し、宗二(そうじ)居士と号して、詩書や絵画、茶道に通じた文人として草庵を結んだ。また、仏道への帰依の念も深く、上高野の地に寺院を建立することを願っていたが、果たせずして寛永4年(1627年)に死去した。近義が蓮華寺を造営したのは、祖父の願いに応え、菩提を弔うためと考えられている


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庭園は浄土宗的な形式に従い、池の対岸に浄土を描く形をとっている。こうした浄土宗的な庭園は池の周囲を巡り歩くことを想定して作庭されることから池泉回遊式と呼ばれるが、蓮華寺の庭園は規模も小さく、書院からの鑑賞を旨とした池泉鑑賞式の庭園である。

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・・・ではあるが、本日は庭師が入り樹木の剪定中で、余り広くも無い庭ながら、地面はブルーシートが敷き詰められ、池は"ごみまるけ”で殆ど何も見えない。その上、下の写真の如く阿弥陀如来さまは固く戸を閉めてあり、見る事さえ叶わない状態。こんな日は料金取って拝観させないのが普通と思うが、ここは一応は"営業中”だ!。

売上金さえ入ればよいとの営業方針の当寺に、それとも知らずに哀れにも迷い込んだのは私達だけではなかったが、普通なら縁側に座って心静かに庭を眺める人が居るはずなのに、誰もがそそくさと立ち去るのであった。

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心なしか、「コバノタツナミ」と「フタリシズカ」が申し訳なさそうに、私を見送るのが印象的であった。
「コバノタツナミ」花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-46.html
「フタリシズカ」花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-607.html

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はるばるやって来て入て見たが、後悔のみが残った寺を後にして、300m程の所にある次の目的地に向った。



「崇道神社」 (すどうじんじゃ)

        京都市左京区上高野西明寺山町
        参拝無料
        
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社伝によれば、785年(延暦4年)9月長岡京造宮使であった藤原種継が暗殺された事件に連座したとされる早良親王(崇道天皇)の霊を慰めるため貞観年間(859年~877年)に創建されたという。1915年(大正4年)に近隣にあった式内社とされる出雲高野神社・伊多太神社・小野神社の3社が合祀された。

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慶長18年(1613)、末社小野神社の背後の山で、花崗岩の板石を組み合わせた墓が発見された。墓内から鋳銅製の墓誌が見つかり「小野毛人朝臣之墓」と記されていたことから、小野毛人を埋葬したことが判明した。小野毛人(おののえみし)は、第2回と第3回目の遣隋使である小野妹子(おののいもこ/男性・生没年不詳)の子で天武朝に仕えた官僚。小野氏中興の祖で、天武6年(677)に没している。このあたりは近江国滋賀郡(大津市)出身の小野一族の墓域と考えられるという。大正3年(1914)に墓の調査を行うとともに、墓誌は京都国立博物館に保存されたとある。

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まだ時間は14時になる所なれど、最近は疲労度が早く上るようになって来た。特に否応なく付いて来た撮影助手は最早限界に近く、無理すればまだ行ける私もそれを押してと言う程の気力も湧かずリターン止む無しとしたのであった。出発が遅かったので見て回った寺社は9つと多くは無いが、楽しい一日を過ごせたことに満足感を得て、来た道を引き返すのであった。

                                     << 完 >>
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